花より団子二次。 花より男子の二次小説を探しています。

『花より男子』漫画最終回の結末ネタバレ&その後の展開

花より団子二次

心ここにあらずで、俺が話しかけてもきづかないことが多く。 再度「牧野」と呼んで、やっと「えっ」振り返ってくれる始末だ。 今、俺の車の助手席に乗っている牧野は、まさにそのとおりで、窓越しにどこか遠くをぼんやりと眺めている。 「西門さん」 ふいに牧野が俺の名を呼んだ。 何度も「総二郎」と呼んでほしいと頼んだのだけれど、いまだに「西門さん」から変わらない。 その点、いつのまにか「花沢類」だった「類」は「類」に変わっている。 正直言っておもしろくなかった。 「どうした」 「あ、やっぱりいいや」 「なんだ、それ、はっきり言えよ」 牧野は、ちょっと困った顔をして、迷っているふうだったが、俺の視線が真剣なのを察知して、ぽつりぽつりと話しはじめた。 「このあいだ、学校でね」 牧野は今、英徳の大学の3年である。 「牧野さんが、西門さんとつきあってるのは本当ですかってきかれたの」 「うん、それで?」 「だから、それで困っちゃって」 牧野の台詞に、俺のほうが驚いた。 「なんで? そうだって言えばいいだけだろ」 牧野は、うつむいていた顔をあげると「そう、答えていいのかな」とつぶやいた。 俺は、訳がわからなくなってきた。 「牧野。 ちょっと待て。 俺がおまえ以外の女と今つきあっているか?」 「あ、ううん。 そういうことじゃなくて」 「あたしたちって、つきあってるのかな」 「あたりまえだろ、何今頃いってんだ」 「それって、いつから?」 牧野の質問に俺は答えることができなかった。 守ってやりたいと俺は思った。 単純な理由だった。 俺は当時付き合っていたオンナと全部手を切った。 そして、いつも牧野のそばにいるようになった。 なぜか、いつも牧野の傍には類がいて、そのポジションを欲しいと思ったのだ。 ある日。 類を呼び出した。 「なぁ」 「うん、いいよ」 類は、俺が何も言う前に返事を返しやがった。 「なにが、いいよ、だよ」 「牧野のこと、好きになったんでしょ、邪魔はしないよ」 「でも、牧野が好きなのは類なんだろ」 「へぇ。 恋愛のことなら、なんでもわかってると思ってた総二郎でも気付かないことってあるんだね」 類の台詞の意味がわからず、 「どういうことだ」とききかえすと「今度、誘ってみれば?」という答え。 「ただし、牧野には直球でいかないと気付かないよ。 自分が想ってる人間が、自分を好きだなんてありえない、なんて思いかねないからね」 ちょ、ちょっと待てよ。 類の台詞を聞きながら、余計にわからなくなってきた。 牧野が想ってる人間ってのは、俺のことなのか? 「なんで、そんなことわかるんだよ」 「総二郎より、牧野のそばにいることが多いから」 なんて嫌味な言い方をしやがった。 「だから、わかるんだよ。 毎週お茶の稽古に通ってるんだろ」 「ああ」 「本気の総二郎をみたら誰だって惹かれるじゃないかな。 俺はオトコだからわかんないけど」 そして、類のアドバイスどおり、ドライブに誘った。 最初は、遠慮してかどうかわからないが、頑なに断っていた牧野も俺が本気だとわかってきたのか、ようやく助手席に座ってくれるようになった。 そうだ、確かに俺は、「告白」なんてものをしていない。 ただ、いつも傍にいることができるようになったというだけだ。 牧野がとまどうのも無理はない。 類のいう「直球」でいってなかった。 俺は、そのまま黙って車を走らせると、海岸線のみえる道路脇に車をとめた。 「悪かった」 「やだ、なんで西門さんが謝るの?」 「直球でいってなかったな」 牧野が不思議そうな顔をする。 「俺は、牧野が好きだよ」 牧野の顔がだんだんと紅色に染まってきた。 「だから、俺と付き合ってほしい」 「これで、どうだ」 牧野は、真っ赤な顔をして、うつむいた。 「よろしくお願いします」 俺は、牧野の体を引き寄せると、その唇に自分のそれを重ねた。

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一期一会と花雫 | 幻影華

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心ここにあらずで、俺が話しかけてもきづかないことが多く。 再度「牧野」と呼んで、やっと「えっ」振り返ってくれる始末だ。 今、俺の車の助手席に乗っている牧野は、まさにそのとおりで、窓越しにどこか遠くをぼんやりと眺めている。 「西門さん」 ふいに牧野が俺の名を呼んだ。 何度も「総二郎」と呼んでほしいと頼んだのだけれど、いまだに「西門さん」から変わらない。 その点、いつのまにか「花沢類」だった「類」は「類」に変わっている。 正直言っておもしろくなかった。 「どうした」 「あ、やっぱりいいや」 「なんだ、それ、はっきり言えよ」 牧野は、ちょっと困った顔をして、迷っているふうだったが、俺の視線が真剣なのを察知して、ぽつりぽつりと話しはじめた。 「このあいだ、学校でね」 牧野は今、英徳の大学の3年である。 「牧野さんが、西門さんとつきあってるのは本当ですかってきかれたの」 「うん、それで?」 「だから、それで困っちゃって」 牧野の台詞に、俺のほうが驚いた。 「なんで? そうだって言えばいいだけだろ」 牧野は、うつむいていた顔をあげると「そう、答えていいのかな」とつぶやいた。 俺は、訳がわからなくなってきた。 「牧野。 ちょっと待て。 俺がおまえ以外の女と今つきあっているか?」 「あ、ううん。 そういうことじゃなくて」 「あたしたちって、つきあってるのかな」 「あたりまえだろ、何今頃いってんだ」 「それって、いつから?」 牧野の質問に俺は答えることができなかった。 守ってやりたいと俺は思った。 単純な理由だった。 俺は当時付き合っていたオンナと全部手を切った。 そして、いつも牧野のそばにいるようになった。 なぜか、いつも牧野の傍には類がいて、そのポジションを欲しいと思ったのだ。 ある日。 類を呼び出した。 「なぁ」 「うん、いいよ」 類は、俺が何も言う前に返事を返しやがった。 「なにが、いいよ、だよ」 「牧野のこと、好きになったんでしょ、邪魔はしないよ」 「でも、牧野が好きなのは類なんだろ」 「へぇ。 恋愛のことなら、なんでもわかってると思ってた総二郎でも気付かないことってあるんだね」 類の台詞の意味がわからず、 「どういうことだ」とききかえすと「今度、誘ってみれば?」という答え。 「ただし、牧野には直球でいかないと気付かないよ。 自分が想ってる人間が、自分を好きだなんてありえない、なんて思いかねないからね」 ちょ、ちょっと待てよ。 類の台詞を聞きながら、余計にわからなくなってきた。 牧野が想ってる人間ってのは、俺のことなのか? 「なんで、そんなことわかるんだよ」 「総二郎より、牧野のそばにいることが多いから」 なんて嫌味な言い方をしやがった。 「だから、わかるんだよ。 毎週お茶の稽古に通ってるんだろ」 「ああ」 「本気の総二郎をみたら誰だって惹かれるじゃないかな。 俺はオトコだからわかんないけど」 そして、類のアドバイスどおり、ドライブに誘った。 最初は、遠慮してかどうかわからないが、頑なに断っていた牧野も俺が本気だとわかってきたのか、ようやく助手席に座ってくれるようになった。 そうだ、確かに俺は、「告白」なんてものをしていない。 ただ、いつも傍にいることができるようになったというだけだ。 牧野がとまどうのも無理はない。 類のいう「直球」でいってなかった。 俺は、そのまま黙って車を走らせると、海岸線のみえる道路脇に車をとめた。 「悪かった」 「やだ、なんで西門さんが謝るの?」 「直球でいってなかったな」 牧野が不思議そうな顔をする。 「俺は、牧野が好きだよ」 牧野の顔がだんだんと紅色に染まってきた。 「だから、俺と付き合ってほしい」 「これで、どうだ」 牧野は、真っ赤な顔をして、うつむいた。 「よろしくお願いします」 俺は、牧野の体を引き寄せると、その唇に自分のそれを重ねた。

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花より男子

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心ここにあらずで、俺が話しかけてもきづかないことが多く。 再度「牧野」と呼んで、やっと「えっ」振り返ってくれる始末だ。 今、俺の車の助手席に乗っている牧野は、まさにそのとおりで、窓越しにどこか遠くをぼんやりと眺めている。 「西門さん」 ふいに牧野が俺の名を呼んだ。 何度も「総二郎」と呼んでほしいと頼んだのだけれど、いまだに「西門さん」から変わらない。 その点、いつのまにか「花沢類」だった「類」は「類」に変わっている。 正直言っておもしろくなかった。 「どうした」 「あ、やっぱりいいや」 「なんだ、それ、はっきり言えよ」 牧野は、ちょっと困った顔をして、迷っているふうだったが、俺の視線が真剣なのを察知して、ぽつりぽつりと話しはじめた。 「このあいだ、学校でね」 牧野は今、英徳の大学の3年である。 「牧野さんが、西門さんとつきあってるのは本当ですかってきかれたの」 「うん、それで?」 「だから、それで困っちゃって」 牧野の台詞に、俺のほうが驚いた。 「なんで? そうだって言えばいいだけだろ」 牧野は、うつむいていた顔をあげると「そう、答えていいのかな」とつぶやいた。 俺は、訳がわからなくなってきた。 「牧野。 ちょっと待て。 俺がおまえ以外の女と今つきあっているか?」 「あ、ううん。 そういうことじゃなくて」 「あたしたちって、つきあってるのかな」 「あたりまえだろ、何今頃いってんだ」 「それって、いつから?」 牧野の質問に俺は答えることができなかった。 守ってやりたいと俺は思った。 単純な理由だった。 俺は当時付き合っていたオンナと全部手を切った。 そして、いつも牧野のそばにいるようになった。 なぜか、いつも牧野の傍には類がいて、そのポジションを欲しいと思ったのだ。 ある日。 類を呼び出した。 「なぁ」 「うん、いいよ」 類は、俺が何も言う前に返事を返しやがった。 「なにが、いいよ、だよ」 「牧野のこと、好きになったんでしょ、邪魔はしないよ」 「でも、牧野が好きなのは類なんだろ」 「へぇ。 恋愛のことなら、なんでもわかってると思ってた総二郎でも気付かないことってあるんだね」 類の台詞の意味がわからず、 「どういうことだ」とききかえすと「今度、誘ってみれば?」という答え。 「ただし、牧野には直球でいかないと気付かないよ。 自分が想ってる人間が、自分を好きだなんてありえない、なんて思いかねないからね」 ちょ、ちょっと待てよ。 類の台詞を聞きながら、余計にわからなくなってきた。 牧野が想ってる人間ってのは、俺のことなのか? 「なんで、そんなことわかるんだよ」 「総二郎より、牧野のそばにいることが多いから」 なんて嫌味な言い方をしやがった。 「だから、わかるんだよ。 毎週お茶の稽古に通ってるんだろ」 「ああ」 「本気の総二郎をみたら誰だって惹かれるじゃないかな。 俺はオトコだからわかんないけど」 そして、類のアドバイスどおり、ドライブに誘った。 最初は、遠慮してかどうかわからないが、頑なに断っていた牧野も俺が本気だとわかってきたのか、ようやく助手席に座ってくれるようになった。 そうだ、確かに俺は、「告白」なんてものをしていない。 ただ、いつも傍にいることができるようになったというだけだ。 牧野がとまどうのも無理はない。 類のいう「直球」でいってなかった。 俺は、そのまま黙って車を走らせると、海岸線のみえる道路脇に車をとめた。 「悪かった」 「やだ、なんで西門さんが謝るの?」 「直球でいってなかったな」 牧野が不思議そうな顔をする。 「俺は、牧野が好きだよ」 牧野の顔がだんだんと紅色に染まってきた。 「だから、俺と付き合ってほしい」 「これで、どうだ」 牧野は、真っ赤な顔をして、うつむいた。 「よろしくお願いします」 俺は、牧野の体を引き寄せると、その唇に自分のそれを重ねた。

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